もりおか俊行のブログ

没頭、熱中、表現の場づくり! イギリスで制度化されている社会的処方の考え方を取り入れ、制度ではなく文化にしていく市民活動。 人と人、人と活動を繋ぎ、人々を元気する活動で、ともに釧路市を変えていきましょう。https://twitter.com/903evo

活動の転換点。1/26記者会見を開きます。

ブログ開始から半年以上が経過しました。

かねてから、将来的な選挙を目指しての活動であると言ってきましたが、具体的な選挙名を出してきませんでした。その理由は、過去記事にも書いています。

https://t-morioka.hateblo.jp/entry/2022/08/24/002437

立候補予定者と言う表現について - 釧路市もりおか俊行後援会

 

現職であれば、あまり問題ありませんが、具体的な選挙名を出さずに活動をすすめるというのは、新人にとっては非常に不利になります。特に組織等を持たない場合、一週間程度の選挙戦が始まってしまえば、ポスター貼り等の作業に追われ、ほとんど活動できないので、その前の準備活動でほとんどが決まってしまうことになります。

具体的な選挙名を出すことが出来ないということは、一番大切な目標を話すことが出来ないということなので、とんでもなく窮屈で不自由な活動を強いられることになります。

 

しかし、記者会見となると、具体的な選挙名や、立候補するに至った経緯等をお話することになります。これに対して、例えば選挙ドットコムチャンネルの松田馨さんの話によると、報道された内容と同じ内容(具体的な選挙名と立候補を表明した事実)を、翌日の街頭演説で話すと事前活動になるとお話されており、つまり、記者会見の場が例外扱いになっているとの認識を話されていました。

 

ところが最近、SNS等で具体的な選挙名を出して活動されている例が非常に多くなってきました。理屈としては、「具体的な選挙名」と「立候補するので」と「投票して下さい」の3点が揃わなければセーフと言う認識で、「〇〇選挙に挑戦します」等の表現が広がり始めているそうです。

 

おそらく背景には、今年の統一地方選挙に向けて女性議員を増やそうと言う動きが活発になっていることがあると思います。私も陰ながら応援したいと思い注目していたのですが、様々なところから女性の挑戦を応援する団体が立ち上がっており、その乱立ぶりに困惑するような状態でした。

私の勝手な推測ですが、なんとか女性議員を増やしたいという思いから、一部の弁護士さんが「〇〇選挙に挑戦します」くらいの表現であれば大丈夫だろうと言う認識で活動を進めたところからひろがったのではないかと考えています。

 

実際に裁判になると、どう判断されるのかはわかりませんので、選挙管理委員会の立場からはリスクがあると指摘せざるおえないのだと思います。

もうそれなりにひろがっている流れなので、おそらくこのまま慣例化していくのではないかと考えています。

さきほど例外扱いになっているとお話した記者会見の扱いについても、おそらく慣例化しているだけだと思います。

 

 

私は「〇〇選挙に挑戦します。」と言う表現が、このまま事前活動などで訴えられることなく慣例化して欲しいと思っています。

「市長選に挑戦します。」「市議選に挑戦します。」早い時期から目標を明確に宣言し、目標に向けての活動を公開する人が増えることによって、市民の中の政治への関心が増し「私も挑戦してみよう。」と考える若い候補者も増えると考えています。

 

最近になり、地方議員のなり手不足問題が大きく取り上げられ、それを補う法改正も行われました。しかし、その改正には大きな問題があると感じています。

お金のかからない明るく公平な選挙を実現するためには、現在の方向とは別の方向の法改正が必要と考えています。

 

私が提案している選挙の形のひとつを、あらためて紹介します。

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最後に、現在の公職選挙法では「投票して下さい」と言う表現にはリスクがありますが、「応援して下さい」と言う表現、応援を呼び掛ける表現にもリスクがあるそうなので、これからしばらくは使わないようにします。

 

残り期間、とにかく精一杯頑張ります。