小さな子供を抱える親として、非常に興味のある教育懇談会に参加してきました。
主に小中一貫教育の実施に向けた説明会でした。
気になる部分を一部抜粋して紹介します。
小学校の取り組みが実を結ぶ一方で、中学校が伸び悩んでおり、課題として取り組まれているとのことです。
この結果が、小中逆であれば問題には感じないのですが、中学校の成績が振るわないのは、とても問題に感じます。
これからの取り組みに注目したいです。
生徒数の減少は全国的な課題です。
この問題については、様々な視点からの取り組みを考えているので、今後、紹介したいと思っています。
不登校の増加だけでなく、全国的にはイジメや自殺を含めた若者の生き辛さが大きな問題となっています。
生徒数が減少しているにも関わらず、釧路市も全国と同様に不登校が増えているという表は、見たくなかった情報、目が痛くなるような情報でした。
実は、私が長年取り組んできた市民活動のテーマが、この若者の生き辛さであり、理解してもらうのが難しい分野であると感じています。
質疑応答の時間は、どちらかと言えば小中一貫への慎重論や、うまく行かなかった場合の責任論が多いように感じました。責任については、教育委員会の責任で進めると、力強くおっしゃっていました。
私からは、元イジメ被害当事者の立場から、他の校区の学校も選択可能にして欲しい事、クラス替え可能な一学年２クラス以上が好ましいと考えていること、個々の状況を引き継ぐつもりの先入観が、個々の可能性を閉ざしてしまう可能性もあること、についてお話させて頂きました。
これに対して、イジメという視点からの話はなかったようで、今後、検討したいとの回答でした。
今回の質問は、少し舌足らずだったと感じています。たとえば、先入観の危険性についての指摘は、教育委員長さんの９年間を通して育む姿勢を好意的に捉えた上での指摘でした。伝えきれなかった部分もありますが、イジメという新しい視点を提示できたのは、とても良かったと思います。
加えて、私達の時代とは違い、今の子供達はインターネットで自分で調べて学習することが出来るので、先生達には勉強を教えるだけでなく、世界平和や具体的な職業の話など、子供達のモチベーションや志を高めるような役割を期待していると言うお話もさせて頂きました。
懇談会の後は、以前の住民説明会で名刺を頂いた表社長とお話させて頂き、大越市議も紹介して頂きました。
お二人から、くしろ子ども未来塾を含めた、素晴らしい活動の数々を紹介して頂きました。
私自身は市民活動家として、東京では社会を大きく動かすような活動に関わってきましたが、もともとは社会起業を志して挫折した人間で、お金も仲間も集めることが出来ないまま、体一つでお願いにまわるしか出来ないような人間でもありました。
それでも結果が出ると、中には「あなたが動かした」とか「あなたの活動だ」とか言ってくれる人はいましたが、活動の先頭に立てなかった私には何も残りませんでした。
私の発言がきっかけになり、私の狙い通りに活動が進んでも、それは私からお願いして、議員さんや市民団体が動いてくれたおかげで実現したことであり、私の実績にはならないような気がしています。
お金にもならない、実績にもならないような活動を辞めることが出来ない。
結婚した後、妻には「自分は、贅沢をせず、食事も質素で、時には仕事もせずに活動にお金をつぎ込んできたような人間だけど、これからは仕事しながら、大きな負担をかけないように行うので、唯一の趣味だと思って許して欲しい。」と説明しました。
今年に入って、インターネット中心の活動から、釧路市内中心の活動に切り替えたのですが、やはり資金集めや仲間集めの活動には自信がなく、消極的なままになっています。
それでも、私の活動や発言が、少しでも釧路市の未来に繋がって欲しいと思って活動していますし、私は死ぬまで、この活動を辞めることが出来ないような気がしています。
私は、釧路市の未来に大きな可能性を感じています。
釧路市の子供達に大きな志を抱かせ、大きく羽ばたいて貰いたいです。
お金も実績もない、何も出来ない人間に見えるかもしれませんが、私の活動を応援して頂けると嬉しいです。
応援よろしくお願いします。
