もりおか俊行のブログ

没頭、熱中、表現の場づくり! イギリスで制度化されている社会的処方の考え方を取り入れ、制度ではなく文化にしていく市民活動。 人と人、人と活動を繋ぎ、人々を元気する活動で、ともに釧路市を変えていきましょう。https://twitter.com/903evo

釧路市役所に支所廃止案の取り下げをお願いしました。後は、議会での否決に期待します。

今回は、釧路市役所でお伝えした内容から抜粋してお伝えし、後日、支所廃止案の論点を整理してお伝えしたいと思います。

今日が、12月議会前の最後の休みになるので、後は、議会で否決して頂けるように、このブログを見た方の行動に期待したいと思います。

 

冒頭で、このブログの過去2回分の内容をプリントアウトしたものをお渡しし、既に何人かの議員さんにお伝えし、必ず否決して頂ける内容だと思っていること。市役所側には、議会への提出の取り下げをお願いしたいことをお伝えしました。

 

次に自己紹介として、私は東京で市民活動に関わっていた事があり、釧路移住後もインターネット等を使って行っていたこと。8月に後援会登録の手続きを行ったことなどで立場が大きく変わったことを伝えました。

それまでの国政中心の活動から、地方行政中心の活動に変わり、これから市の職員さんや現職の議員さんとしっかりとした関係を築き、地方行政について教えを請いたいという立場に変わりました。今の立場で、反対活動のような行動は行うべきではないと考えていました。

それでも反対活動に動いたのは、住民説明会で見た光景が大変にショッキングであり、動かなければ予定通り廃止され、動けば確実に否決して頂ける内容に感じ、見過ごす行為が非常に辛い気持ちに繋がってしまったからです。非常に悩みましたが、動くことを決意し、まず議員さんにお願いすることにしました。

 

私は住民説明会で、支所廃止に向けて必死に説明する職員さんの姿が見れると期待していました。いくら説明しても一部の住民は納得せず、職員さんに同情するような場面も出てくると予想していました。しかし、実際の様子は違いました。

住民説明会には、デジタルに苦手意識があったり、機械を触ることに拒否反応を示すような、デジタルに弱い層が多く集まっているように感じました。高齢者が多いことも、そのように感じた理由のひとつです。

そのような層に対して、マルチコピー機を用意するので自分で操作して欲しいと伝えるのは、適切な対応に思えませんでした。

さらに、不安のある方には講習会を開催しますという対応は、残酷に感じ、意地悪な対応にも見えました。

 

このような対応は、人に優しいデジタルを目指す国の方針に大きく反するものです。その背景には、国が急速にデジタル化に舵を切ったので、とにかくデジタル化を進めなければならないと言う気持ちがあると思います。

日本でデジタル化が進まなかった理由のひとつに、デジタルでコストカットしたいと言う、すぐに結果を求める姿勢が強過ぎて、上手く行かなかったというものがあります。今回の対応も同様に、すぐに結果を求めたために起こったものだと思います。

 

適切なデジタル化を目指すために支所廃止を見送り、一度仕切り直す必要があると思います。

 

これに対する回答は、予定通りすすめる。期日までに提出されたパブコメと今日戴いた文章は、政策に反映されると言うものでした。

 

以上、私なりに内容をまとめましたが如何だったでしょうか。

残り時間で出来ることは限られています。最後まで諦めたくないです。